「食」の考え方

こんにちはprostです。

前回の記事で、我が家の「収納」の考え方について書かせて頂きましたが、
今日は、「キッチン」つまりは「食」の考え方について書きたいと思います。

まずは竣工以来お見せしていなかったキッチンがコチラ↓↓↓

造作の真っ赤なキッチンカウンターと、
今は廃盤となってしまったTOTO の フレームキッチン（L2100mm）です。
そこに、ガラストップの両面焼きコンロが入って、
更には、Miele の 食洗器（W450mm）が入っています。

ちなみに料理をする戦力は、この「コンロ」のみです。

我が家には、「炊飯器」も「電子レンジ」もありません

「ご飯」を食べない訳では無く、ご飯は全て「圧力鍋」で炊きます。
「電子レンジ」が無いので、作り置きした料理が冷蔵庫を占拠する事もありません。

この流れで、冷蔵庫と食器棚をお見せします

私妻娘２人の４人家族にしては若干「容量不足」が否めない
SANYO の ３５５ℓの冷蔵庫ですが、
作り置きの料理がこの中を占拠する事も無いので、
一杯に詰まっているところを見た事がありません。

そしてその横が、IKEA で購入した食器棚です。
この棚の中に、全ての食器が入っています。

ついでにキッチンカウンターの下をお見せすると・・・

出ました！！！ボビーワゴン　です。
そして、奥のワゴンにあるのが、噂の「圧力鍋」

見ての通り、これが我が家の嘘偽り無き「キッチンのありのままの姿」です。

引っ越す前は、「炊飯器」も「電子レンジ」もありましたし、食事時になると、
それこそ「チン」「チン」「チン」と軽快な音を聞いていたものですが（笑）、
新居に住むに先立って、妻の固い意志表明がありました。

妻「炊飯器とかレンジってあるだけ邪魔やし、キッチンが汚くなるし辞めるわ」

P「えっ（って言うか結構レンジ使ってたやん・・・）」

すると引っ越して以来、私の帰りが遅くても妻はちゃんと料理を作ってくれますし、
ご飯も全然「圧力鍋」でも美味しいです。

今のところ、妻の作戦は成功しているようです。
が、現状、娘達は幼稚園に通っていて生活のリズムが一定なので成立していますが、
娘達が大きくなって生活のリズムが皆変わって、
４人全員の食べるタイミングがバラバラになれば
「レンジ」が無い生活はかなり大変だと思うのですが・・・。

もしかして、将来、

自給自足＝自分で食べたいなら自分で料理して食べろ

を意味しているのでは？？？（妻なら言い兼ねません・・・）

友人を招く度に、奥様達はまず我が家の「キッチン」の潔さ（笑）に
驚きます。
料理が得意で何でも作ってしまうような方には理解しがたいと思いますが、
全く料理の出来ない私には、妻を責める事も否定する事も出来ません（笑）。

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prost妻のキッチンレポート

こんにちはprostです。
ここのところ仕事の関係で個人的には全く家作りに関する行動が取れていませんが、
妻は着々と独自に調査ををしている模様・・・。

その妻からキッチンに対するレポートが届きました。
今日は、他にネタも無いので、妻のメールを勝手に拝借して・・・

題して！

prost妻のキッチンレポート！（以下妻の文面を拝借します・・・）

　　ｐｒｏｓｔ妻の「キッチン理想像」とは？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　↓

余分な贅肉（付加価値）なしのスレンダーキッチン
（上の図が妻が求める究極のキッチンらしい・・・ちなみに幅は家の寸法の都合です）

「prost妻のキッチンこだわりポイント」

1.壁付けＩ型
2.フロントオープンの食洗機
3.蹴込板なし
4.小ぶりだけど深さのあるシンク

ということで、オーダーになるのか～高い・・・
という状況に救い主が登場

それは・・・

TOTOのフレームキッチン（スレンダーどころか骨だけですな）

幅2100ｍｍ　（理想の幅より短いが、このキッチンの幅）
機能　　　　　（わん無しトラップ、水栓一体型シンク）
定価で約110万（レンジフード＆ミーレ含む）

と優等生です。


メーカーの場合割引があるので予算内（ちなみに80万）でいけそう！

水栓一体型シンクは、水ポタポタのイライラから開放されますよ！
Ｐ「私のレベルでは意味が分かりませんが・・・」

深さのあるシンクはオーダーやないと無理やけど、
それよりわん無しトラップの方がお手入れ楽なのでは！？
Ｐ「私のレベルでは意味が分かりませんが・・・」


以上、ｐｒｏｓｔ妻のレポートでしたが、文面から見ると今にも買いそうな勢いです・・・。


がひとつ問題が・・・

それは・・・

幅2100mmでは、食洗機600mmが入りません。
（ＴＯＴＯのフレームキッチンの幅は2種類しかない　2100mm　or 2550mm）
つまり、450mmの食洗機しか入らないのです。
　　　　　　　　　　　　　↓
問題１．妻は1日の食器を一気に洗浄したいので600mmを希望
問題２．ミーレでは幅450mmの食洗機はあるが、ガゲナウは600mmしかない

なかなか100点というものはありませんねえ。

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カゲナウって？

建築家Ｅ子さんの最終プラン待ちの状態が続いているわけですが、相方が決まれば、
即詳細な打ち合わせに進めるように、Ｐ一家として出来る事は進めています。

その中の、「キッチン」関係ですが、以前のブログで「ミーレの食洗器が欲しい！」と
力説していた妻が、

「ミーレが実際に動いているところが見れるショールームが関西にあるで！行くで！」

とやたらと囃し立てるので、「カゲナウ」というドイツのキッチン機器メーカーのショールームに足を運んだ訳です。
そもそも「カゲナウ」というのは、ドイツの伝統あるメーカーで、日本ではビルトインオーブンが
有名らしいです（全く知りませんが・・・）。

こじんまりしたショールームにお目当てのミーレは３台ありました。
４５ｃｍと６０ｃｍの上位機種と６０ｃｍの１ランク下の機種です。
妻は４５ｃｍと６０ｃｍで迷っていたのですが、実際に４５ｃｍのミーレを見るのは初めてでした。
４５ｃｍの方も決して小さくは無く、こっちでもいいかなとますます迷っていましたが、
スタッフの方に、ギリギリのキャパだと食器の配置に無駄な時間を使ってしまうので、
スペースが許すなら６０ｃｍのほうが断然良いといわれて、あっさり納得した様子（単純に高いのを
薦めてるだけやん！）
しばらくミーレ談議に花が咲いた後、スタッフの方の一言で意外な展開に。
「工事までまだお時間があるなら・・・」
と、隅っこでひっそりと佇んでいたカゲナウの食洗器を紹介されました。
実はまだパンフレットすら出来ていない状態のこの食洗器ですが、このたび日本での検査
を通り、めでたく輸入開始するとの事。
ドイツではミーレよりもカゲナウのほうが断然評価は高いらしいのですが、日本での
ミーレの食洗器の圧倒的な人気で輸入を控えていたそうです。
しかし最近故障などのクレーム件数が増加していることや、モデルチェンジのサイクルが短く
なってきたなど、どうしちゃったのミーレさん！？という状況に、いよいよ切り札のカゲナウを投入してみるか！と
なったわけだそうです。
おしゃれなステンレスボディを開けてみると中はミーレにそっくりというか一緒。
妻がべたぼれのミーレの特許（ですがもすぐ切れるらしい）であるカトラリー用トレイらしきものも
上段にあります。
そして扉を閉めるときは殆ど力をいれず、そっと押すだけでパタンとキレイに閉まります。
ミーレはこれでもかと押さえつけなければ閉まらなかったので、

「こっちの方がええんちゃう！」

と二人は目で会話。

しかし、ドイツではミーレよりも上ということで、ミーレ最上位機種よりも安いお値段は
付けれないそう。
それでも妻の目はカゲナウさんに釘付けでした・・・。
帰り道、冷静に考えるとあそこはカゲナウのショールーム・・・

そらカゲナウ薦めるわ！

タグ：ＫＡＧＧＥＮＡＵ ｍｉｅｌｅ カゲナウ ミーレ 食洗器 建築 マイホーム 住宅

ミーレを見~れ！

「家を建てるとき、普通の嫁さんならもっとキッチンにこだわるやろ！」
と逆に私が心配するくらい妻にはキッチンのこだわりが無いように感じます。
いや・・・そう書けば語弊がありますね・・・。料理の作業効率や動線、キッチンの広さに
関しては細かいこだわりがあるようです。
無いのは、キッチンメーカーや調理器具、食器類、そして料理の遊び部分です。

要は、

「料理」＝「生きていくための手段」ｏｒ「生きていくための作業」

と彼女は捉えているようです。

P「hey！もっと、楽しんで料理しようyo！野菜中心のラインナップもいいけどたまには健康を気にしないでちょっとジャンキーな物も作ってyo！」
と料理のしない割に妻に偉そうに言っては、彼女の機嫌を損ねてしまいます・・・。

だから、前回のキッチンネタで書いたように、彼女から率先して、
「ミーレの食洗器が欲し~の」
といわれた時は、何か高そーでイヤだなと思った以上に嬉しかったのです。

そんなわけで今日は、ミーレとは何ぞや？というわけで、実物のミーレの食洗器
が見れるという海外のキッチンを扱うショールームに行ったわけであります。

行ったのは、Euromobil　というイタリアのキッチンメーカーのショールームです。
（ちなみに、大阪にはミーレ専門のショールームは無いそうです）
シンプルで飽きのこないデザインのキッチンが並ぶ中に、今日の妻のお目当ての
ミーレの食洗器はありました。

でかっ！！！でもかっこいい！！！

何度も書きますが、私自身全く料理をしませんし、皿も手洗いしかしたことがないので
食洗器のあまりのでかさにびっくり。でも、これだけ容量があれば、一日分の食器を
一気に洗えるだろうし、見た目もかっこいいし、良いんじゃないでしょうか！
そして、何よりも食器を洗う時間が短くなれば、それだけ妻の機嫌も良くなるだろーし。

そして、かっこいいといえば、このEuromobilっていうブランドのキッチンがかっこいい！！！
ミラノ・サローネでも受賞したことがあるそうな。少なくともモンド・セレクションよりは
箔がありそう？
でも、Ｉ型の2700mmの一番標準的なもので・・・270万！？

「あかん・・・こりゃまったく検討外やな」
と妻と目で話し合って退散しようとしたら、するするっと営業の女の人が近づいてこう言いました。

「男の人って、高い車を買っては、何年かしたら、また買い換えますよね？
　だったら、女の人が毎日使うキッチンってもっとお金を使ってもいいんじゃないでしょうか？
　女の人のキッチンって、男の人の車みたいなものでしょ？」

P・妻「は？」

P「そっそうですよね！おい〇〇（妻の名前）、キッチンって毎日使うモンやから少々金かけて
　　もいいで（勿論、そうは思っていません・・・単なるミエ張りです・・・）、とりあえず、カタログ
　　もらって検討します」

妻「そうします・・」

と言い合いながら、カタログを奪ってそそくさと店を出ました。

妻「あんたのウソめっちゃきもかった！」
P「ウソって分かってくれてよかったわ。でも営業さんにとっては、あれが殺しテクニックなんやろーなあ」

今日のところはこれで済んだが、妻が血迷ってあんなものに手を出されたら・・・
ミーレが欲しいくらいで留めてもらっているうちがまだマシですな。
あまり、あの手のショールームには連れて行くのはよそう・・・

と心に誓ったのでした。

タグ：マイホーム 住宅 キッチン ミーレ euromobil

キッチンの話

まだ見積もりは出ないが、建築家Ｈさんの印象が良いＡ社と
数字の上では予算内に収まっている設計事務所Ｂ社の２社
が、現状での、Ｐ一家の家作りの相方に近い存在になっています。

打ち合わせのペースも詰めの段階に入り、若干ペースダウン・・・。
でも、じっとしていられないし、夫婦で決めたくてはいけない事が
実はたくさんあることに気づきました。

そういう訳で、今日はその第１弾で・・・
様々なキッチンメーカーが集まるショールームに行ってきました。

今まで家の中でのキッチンの位置と形状に関しては妻と話を進めていたものの、
じゃあ具体的にどれだけのスペックで大きさや幅や高さのキッチンが良いのか？
ガス派？電気派？
等、妻から詳しい話を聞きだしていなかったのです。

そのきっかけは、Ａ社の修正図面を見ての事です。
坪単価がＢ社よりも高いのか、Ｂ社の延床面積42坪に対して、
最初から33坪で提案してくるので、勿論、B社と比較すると
全ての部屋が狭くなります。
キッチンも勿論その対象であり、大きさの制約が、

Ｉ型の幅だと最大で2550mm

という数字が打ち合わせの話で出てきました。

最初は「ふーん・・・」と簡単に話を流していましたが、
じゃあ実際にこの2550mmという幅ってどれくらいなんだろう？
という疑問が沸いてきたのです。
正直な話、正確な見積もりを出してもらうためにも、キッチンの
仕様を早めに決めた方が良いとは思っていたし・・・。
じゃあとりあえず、たくさん実物を見て考えるか！
という流れになったしだいです。

という訳で、実際にショールームに足を運んでみると・・・
ここまで書いておいてなんですが、私は全く料理が出来ません！
（しようとしないという妻の説もありますが・・・）

「後は、頼んだぞ！」

と私は専ら娘達のお相手です。

しかし、全く料理の出来ない私にも唯一アピールできることがあるんです！
それは・・・
キッチンの高さを今よりも高くしてほしい！！！　という事！

ちなみに今の賃貸マンションのしょぼいキッチンの高さが８０ｃｍで
妻ですら若干低く感じるこのキッチンの高さは、
身長１８０ｃｍを超える私にとっては、苦痛以外何者でもない低さなのです
それに腰痛もちなので、腰を屈めた状態を保持することの辛さって・・・

妻よ！決して料理や皿洗いが面倒臭いから手伝っていないんじゃないんだよ！！
キッチンが低すぎるからなんだ！そう・・・きっとそうだ（半分ウソ？）

妻「別にこれからは皿洗いしてくれなんて期待してないよ」
P「？」
妻「そのかわり　ミーレ　の食洗器　買うから」
P「あっそうですか。ミーレって何？なんか高そうな名前やな・・・」

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