最後の砦のE子さん~打ち合わせ3回目 [相方探し・・・建築家E子]
あんなに肩入れしていたA社に裏切られ、テンションは下がったままですが、
逆に、前回の打ち合わせ で一気に首位に肉薄した建築家E子さんの初の見積もり提示。
ここで結果が出れば、E子さんがそのまま首位を突っ走る!?
いよいよ、肝心の金額は・・・
設計料込みで予算よりも100万アンダー!
ワーイワーイ!やっと現実的な数字が出てきましたよ!
しかも、200万程はグレードを落とせば下げれそう。
いや待てよ、確か妻は前々回の打ち合わせ で予算を300万低めに伝えていたはずだが・・・。
結局、どこも予算よりもオーバーしてくるから、あらかじめ、低めで伝えるべきだったのか!
(後で妻と確認すると設計料を除いた金額がそれだったらしいので想定内だった)
予算内に収まり、妻も私も暗かった気持ちが一気に晴れ上がりました!
更に妻とE子さんの話が盛り上がる・・・。
家事をしない私には良く分かりませんが、どうやら、キッチンも洗面も浴室も、国内の既製品
ではなく、海外ものを取り寄せて一から作れるそう。
そういえば、A社もB社も、大体、INAXなどの既製品を扱っていました
(勿論、金さえ払えばどこのメーカーでも扱うんでしょうが)
よくよく考えたら、妻とE子さんの相性は良さそうで、ぶっちゃけ、A社の建築家Hさんみたいに、
相手に気後れすることもなく、歳も近いので話しやすいのが良いのでしょう。
正直、もうE子さんにお願いしてみようかな?と思ってしまいました。
まだ独立して事務所を開かれてから数年なので、実績と経験という意味では他社と比較すると
不安なのが正直な気持ちです。
そこだけが、自分の背中を押せない大きな原因となっていることは事実。
しかし、逆に何でも気兼ねなく話しが出来るし、E子さん夫妻も真剣に我々の家作りに参加したい
という誠意がすごく感じられるし。
それならば、いっその事、我々の家を更に面白く作って、代表作になってもらえれば・・・。
ただ、A社の後だから、殊更よりよい印象になる訳で、少々頭を冷やして冷静になるために
少し時間を置くことにします。
とにかくこれで全ての候補からは見積もりが出揃いました。
気持ちを入れ直して、全社の比較を行い、決定したいと思います!!!
想定外の奇襲~建築家E子~2回目 [相方探し・・・建築家E子]
見積もりが未だとはいえ、A社つまりは建築家Hさんに我々の夢のマイホームを
お願いしたいという気持ちは日々高まっています。
しかし、この状況で今だベールを脱いでいないのが・・・建築家E子さん
かれこれ一ヶ月前、家事の事を理解していない設計陣にしびれを切らした妻が自ら投入した刺客である。
ただ、このファーストプランまでの道のりが長すぎた・・・。
正直、気持ちはA社に固まりつつあるし、もうこれ以上振り回されたくないのが
本音のところ。
私の中では、
「少しでもおかしなプランだったら、即断ろう!」
(こちらから頼んでおいてE子さんすいません)
と心に決めて打ち合わせに挑んだのですが・・・。
あれほど、自分の土地と向き合って、限界まで考えたはずだったのに
出てきたプランは、予想を反するものでした・・・。
これまでほぼ全てのHMや設計事務所が提案した、南向きを重視するのは間反対の
「北向き重視」のプラン。
E子さん夫妻は、我々P一家も気付かなかった北側にある「桜の木」を借景するものでした。
わが土地の南側は、本来なら日当たりが良いはずですが、ヒナ壇上にあがっているために、
普通の土地よりは日当たりが望めません。
しかし、北側には広い道路があるのと縁が豊かなので、この逆転の発想につながったとみます。
何より、下調べした写真や資料の多さからして、真剣に(仕事なら当然だとは思いますが)、
我が土地と理想のプランと向き合ってもらった跡がしっかりと見て取れるし・・・。
それに、女性ならではの、優しい家のフォルム・・・。
同じ建築家である、E子さんの旦那さんのプランもありました。
そのプランでは、私だけの城である「オタク部屋」が離れとして存在していて、
それまた男心をくすぐり・・・。
帰宅後、妻とのトップ会談の結果、
建築家E子さんは・・・
限りなくドラフト1位に近い存在
という想定外の展開になってしまったのです・・・。
これで、A社とE子さんがトップ、その次をB社、そしてDハウスが追う展開に・・・。
ちなみに、A社の見積もりがとうとう12日に提示されることに!!!
E子さんには、なるべく早く見積もりを欲しいとお願いしました。
いよいよ、P一家の夢のマイホームの相方探しも佳境に入りました
建築家E子さんとの打ち合わせ~1回目 [相方探し・・・建築家E子]
妻が探し当て、候補の一つに名乗りを上げた建築家E子さん
今日は、いよいよこのE子さんとの打ち合わせに挑みました。
夫婦で設計事務所を営む建築家E子さんには、小さなお子さんがいて
、主婦でありならが、母親であり、建築家でもあるという
妻にとってE子さんは、野球選手で例えれば、走・攻・守 3拍子揃った
イチローみたいなものでしょうか!?
それほど、妻は期待一心でこの打ち合わせに挑んでいる感じです。
横にいて、その気合がいつも以上にビシビシと感じます。
打ち合わせには、そのE子さんと共に夫のE男さんも同席して、
我々(妻が殆どですが)の話を聞いてもらいました。
なんでも、E夫婦のご自宅も設計したとかで、その図面を見せてもらうと・・・、
玄関の横にかなり広めの「ファミリークローゼット」がっ!!!
1階の図面は、ほぼ妻の理想を叶えている・・・。
なるほど、妻目線で探す建築家は確かにこうなるわ と 納得。
デザインもそんなに悪くないから、センスもお互いずれている感じはない。
E夫婦の印象も良いし、いいんじゃないでしょうか。
確かに、現在P一家に「夢のマイホーム」の相方の候補として有力なのは、
A社とB社だけで、DハウスとD社は現在の状況では厳しそう・・・。
あんまり、候補を増やすのはしんどいけれど、実質2社しか残っていない
となると・・・しかも妻が猛プッシュしているし・・・
P「じゃあ提案をしてもらうか・・・」
妻「ちなみに予算は〇〇〇〇万円です」
???P一家の想定予算よりも300万安い金額だ・・・。
なるほど、これで少し足が出たとしても予算通りという作戦か・・・。
さて、どんな提案をしてくるか楽しみではありますが、実はもうそんなに時間をかける余裕が
なくなってきました。待ちに待たされた土地の契約がもうすぐ本契約になるからです。
若干、焦ってきたP一家でありました・・・。
妻の切り札~建築家E子さん登場!!! [相方探し・・・建築家E子]
妻 「あんたら全然わかってない!!!」
妻 「もう、掃除やら洗濯やら料理やら訳のわかっていないおっさんが作るからこうなるんや! 私にも考えがある!!!」
えっ、考えがあるってなんですか???
恐る恐る聞いてみると・・・
妻「建築家は家の設計のプロであるけど、家庭を切り盛りするプロではない!!!兼業主婦の建築家とアポをとったから今度行くで!!! 」
P「へっ! 何で今更、新たに候補先を増やすんだ!」
妻「自分で探せばって言ったでしょ! 」
えっと・・・そんなこと言ったっけな・・・と思い起こすと・・・
家族の為を思って、一生懸命調べまくってD社を探し当て打ち合わせに行ったものの、
家事絡みで妻と社長の意思疎通が出来ず、先日のD社との打ち合わせ で
言いたい放題言った妻に、
P「そんなに文句があるなら、自分で建築家を探せば! 」
と言い放ったことを思い出しました・・・。
なるほど、そういう事ですか・・・。
すいません・・・確かに言いましたねえ・・・。
それならば、形勢逆転なり!!!
お手並み拝見といきますか!!!
と、仲間で頑張っていかなくてはいけないのに身内同士で足の引っ張り合いになりかねない
始末・・・。ああ、家作りって難しい・・・。
という訳で、P一家の夢のマイホーム作りの相方候補として、
建築家E子(妻推奨)
が急慮、我々の前に現れたわけであります。