プロの心得 [暮らし]
珍しく連日の投稿です。prostです。
昨日の記事でも書きましたが、
今日は、建築家E子さん夫妻のHP用の写真撮影がありました。
1回目は4月に、2階の出窓から見える「桜の借景」をメインに
撮ってもらい、いざメインのなる2回目へ突入!
でしたが予定を入れれば悪天候やら台風やらで順延続き・・・
でもやっとこさ今日は快晴のもと無事に撮影が行われました。
1回目は、仕事の都合で見学出来なかったので、
今回は、目の前でプロの撮影を勉強出来るので気合い十分です!
来られた写真家さんですが、私と同世代の女性でした。
優しい印象の方で話もし易く、でもテキパキと次々とアングルを変えつつ
撮影を行っていました。
カメラは素人の私ですが、この家に住んで半年、
しかもブログをしているから、この家の写真は嫌という程撮りまくっているので、
P「特徴は誰よりも心得ている
きっとわたしと同じポジションからの撮影ばかりだろう」
と勝手に思い込んでいたのですが、のっけから想像もしない
ポジションから次々と撮りまくるプロにただただ尊敬の眼差し・・・。
さて、使っていたカメラですが、
写真屋さんとかでたまに見かけるような物で・・・
EBONY(エボニー)というカメラだそうです。
木製の大判カメラで、フィルムサイズは何と125mm×100mmもあります。
(ちなみに35mm一眼で36mm×24mm)えげつない大きさですね。
このカメラにはファインダーがありません。
カメラの後ろのピントグラスという部分↓↓↓
を直接覗いて画角やピントを確認するのですが、
何せ上下左右が逆に写るので覗かせて貰っても全く感覚が掴めません(笑)
というより、暗幕を被って見ない事には画自体も殆ど見えません・・・。
ちなみに、
レンズボードとピントグラスの間にあるのが、「蛇腹」というもので、
ここの部分の収縮でピントを調整するそうです。
(写真に詳しい方へ・・・間違ってたら教えて下さいね)
さて、プロの写真家さんの仕事ぶりを見て、何か自分に
フィードバックしようと企んでいたのですが、感じた事は、
1 一度決めたポジションからは微調の範囲で撮影していた
→ 自分の眼で見ると撮りたい画がイメージ出来ている
2 天気に対してのこだわりが凄い
→ 天候の変化によって同じサイズでも印象が変わるから
3 積極的に家具や小物を動かす
→ 求める構図やイメージに近づける
4 やっぱり高性能の広角レンズってすごい
→ 周辺の歪みが無いので、狭い我が家も普通に広く感じる
こんなところでしょうか。
最後にサービスカットで、出窓バックで、
娘達が二人で仲良くアイスクリームを食べるという2Sの写真を
撮ってもらったのですが、
P「フフフ・・・これは難しいぞ。父親である私ですら、
二人同時に良い表情を撮れた試しなんて無いんだから・・・。」
写真家さん「じゃあ合図をしたら、二人顔を見てニコって笑ってね」
「ハイ!」
娘達「ニコっ」
私も妻も口をあんぐりの瞬間でした・・・。
二人ともピッタリのタイミングで見た事も無いような笑顔で
笑ったじゃあありませんか!
P「なんでやねん!俺がなんぼ言っても言う事を聞いてくれへんのに」
いつもは人見知りしがちな娘達があれだけすぐに人の言う事を
聞くのは、写真家さんの優しい性格のせいなんだろうか?
良い構図の画を撮る事もプロであるが、こういう人間相手の懐に入って、
良い表情の画を撮れることもやはりプロとして必要な「心得」
なんだと最後に思い知らされました。
早くE子さん夫妻のHPに掲載される我が家の写真を見たいです!
それ以上にP一家の為に撮ってくれた、私には撮れなかった
娘達の「奇跡の笑顔の2S」を見たいものです。
そして、話は変わりますが・・・
明日、重大な発表 があります!
どういう結果にせよ、皆様にお伝え出来ればと思います。
現在、「Pのマイホーム建築日記」は、
「楽住ブログ大賞」にエントリーしています。
よろしければ、我が家の紹介ページ → ココ
を覗いて頂いて、コメントもしくは、
facebook,twitter,mixiボタンを押して応援して下さいませんか?
宜しくお願い致します!
昨日の記事でも書きましたが、
今日は、建築家E子さん夫妻のHP用の写真撮影がありました。
1回目は4月に、2階の出窓から見える「桜の借景」をメインに
撮ってもらい、いざメインのなる2回目へ突入!
でしたが予定を入れれば悪天候やら台風やらで順延続き・・・
でもやっとこさ今日は快晴のもと無事に撮影が行われました。
1回目は、仕事の都合で見学出来なかったので、
今回は、目の前でプロの撮影を勉強出来るので気合い十分です!
来られた写真家さんですが、私と同世代の女性でした。
優しい印象の方で話もし易く、でもテキパキと次々とアングルを変えつつ
撮影を行っていました。
カメラは素人の私ですが、この家に住んで半年、
しかもブログをしているから、この家の写真は嫌という程撮りまくっているので、
P「特徴は誰よりも心得ている
きっとわたしと同じポジションからの撮影ばかりだろう」
と勝手に思い込んでいたのですが、のっけから想像もしない
ポジションから次々と撮りまくるプロにただただ尊敬の眼差し・・・。
さて、使っていたカメラですが、
写真屋さんとかでたまに見かけるような物で・・・
EBONY(エボニー)というカメラだそうです。
木製の大判カメラで、フィルムサイズは何と125mm×100mmもあります。
(ちなみに35mm一眼で36mm×24mm)えげつない大きさですね。
このカメラにはファインダーがありません。
カメラの後ろのピントグラスという部分↓↓↓
を直接覗いて画角やピントを確認するのですが、
何せ上下左右が逆に写るので覗かせて貰っても全く感覚が掴めません(笑)
というより、暗幕を被って見ない事には画自体も殆ど見えません・・・。
ちなみに、
レンズボードとピントグラスの間にあるのが、「蛇腹」というもので、
ここの部分の収縮でピントを調整するそうです。
(写真に詳しい方へ・・・間違ってたら教えて下さいね)
さて、プロの写真家さんの仕事ぶりを見て、何か自分に
フィードバックしようと企んでいたのですが、感じた事は、
1 一度決めたポジションからは微調の範囲で撮影していた
→ 自分の眼で見ると撮りたい画がイメージ出来ている
2 天気に対してのこだわりが凄い
→ 天候の変化によって同じサイズでも印象が変わるから
3 積極的に家具や小物を動かす
→ 求める構図やイメージに近づける
4 やっぱり高性能の広角レンズってすごい
→ 周辺の歪みが無いので、狭い我が家も普通に広く感じる
こんなところでしょうか。
最後にサービスカットで、出窓バックで、
娘達が二人で仲良くアイスクリームを食べるという2Sの写真を
撮ってもらったのですが、
P「フフフ・・・これは難しいぞ。父親である私ですら、
二人同時に良い表情を撮れた試しなんて無いんだから・・・。」
写真家さん「じゃあ合図をしたら、二人顔を見てニコって笑ってね」
「ハイ!」
娘達「ニコっ」
私も妻も口をあんぐりの瞬間でした・・・。
二人ともピッタリのタイミングで見た事も無いような笑顔で
笑ったじゃあありませんか!
P「なんでやねん!俺がなんぼ言っても言う事を聞いてくれへんのに」
いつもは人見知りしがちな娘達があれだけすぐに人の言う事を
聞くのは、写真家さんの優しい性格のせいなんだろうか?
良い構図の画を撮る事もプロであるが、こういう人間相手の懐に入って、
良い表情の画を撮れることもやはりプロとして必要な「心得」
なんだと最後に思い知らされました。
早くE子さん夫妻のHPに掲載される我が家の写真を見たいです!
それ以上にP一家の為に撮ってくれた、私には撮れなかった
娘達の「奇跡の笑顔の2S」を見たいものです。
そして、話は変わりますが・・・
明日、重大な発表 があります!
どういう結果にせよ、皆様にお伝え出来ればと思います。
現在、「Pのマイホーム建築日記」は、
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2011-09-13 20:43
nice!(7)
コメント(6)
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わかります!
我が家も二人同時での笑顔は未だありませんから。
そのあたりがプロの心得なんでしょうね~
さすがです!
by plusgate (2011-09-14 00:20)
前記事ですが、ウチも吹き抜け窓があるので、何か掃除用具を買わねばと思ってました。参考にさせて頂きます。
なかなかきれいにするのは難しそうですね・・・
広角レンズってやっぱり高いんですよね~
写真が趣味でもないし、買う予定もないんですが、ウチの2Fは各部屋が狭いので、普通のデジカメではどう頑張っても撮れません・・・ウチはプロの方に撮ってもらえるのかな~?
by minimal505 (2011-09-14 15:04)
スタジオ撮影に立ち会うことが多いので、大判カメラでの撮影には
何度も立ち会っていますが、ロケ現場で使っているのは驚きです。
リバーサルフィルムの大判なら透写台で見ればルーペを使わなくても
そのまま確認できますからね。
ちなみに、本番撮影の前にポラチェックはしていましたか?
by 浜松自宅カフェ (2011-09-15 23:49)
plusgateさん
Nice&コメントありがとうございます。
何せこの大判カメラは連写が出来ませんから、
一発狙いなので余計です。
私なんて何枚も連写して後から一番ましなのを
選ぶのに・・・。
by prost (2011-09-19 23:31)
minimal505さん
コメントありがとうございます。
このポール、高い所に届く事は届きますが、
実際に掃除が出来ているかと言われれば・・・。
我が家も狭い部屋が多いですよ。
でも各部屋の紹介カットというよりは、空間
を撮るんだという事が今回分かりました。
だから部屋全体のフルショットが撮れてなくても、
その部屋の扉の奥が感じれたり、手前に小物や
家具が引っかかったミドルサイズでも、撮りように
よっては、「良い空間」になるみたいです(笑)。
minimal505さんも写真家さんに撮ってもらえたら
良いですね。
by prost (2011-09-20 00:54)
浜松自宅カフェさん
Nice&コメントありがとうございます。
浜松自宅カフェさんはカメラお詳しいんですねえ。
ポラチェックって、その場で同じサイズの画を
撮って確認するやつですか?
それはしてなかったです。
ピントグラスに写る逆さまの画を建築家E夫さん
と写真家さんで確認しながら撮っていました。
最近はずっとコンビで撮っているらしく、
基本的にお任せするというスタンスみたいです。
by prost (2011-09-20 00:54)